思い出の英国

こんにちは。もりもり先生です。

最近はすっかり夏空となり、晴れた日は真っ青な青空が広がりますね。

毎日の熱波で私の仕事部屋は連日室内でも猛暑日です。


写真はイギリスのロンドンです。

6月の最高気温は19.6℃だったようです。涼しくていいですねぇ

これは数年前のタワーブリッジの写真ですが、残念ながらどんよりしています。


これは運が悪かったのではなく、運がよくなかっただけ。

実はロンドンはこの時期晴れる確率は50%以下なのです。

年末は一番曇りがちで70~80%の確率で曇り。

一番晴れの多いこの時期でも晴れる確率は60%に届きません。


ロンドンには仕事で大きなミーティングがあったので訪れました。

海外は研究柄、何度も行っているので何も考えていなかったのですが、着いてびっくり。


英語が聴き取れない!!


英語なのに?!と非常に驚きました。

実は日本でよく耳にする英語は多くがアメリカ英語。

英国の国語なのに、イギリスの英語はイギリス英語と呼ばれることもあります。

イギリスの英語は活舌が、印象としてはカクカクしていて、

知っている単語も聴き取って理解するのに一瞬を要します。


空港を出て最初の両替所の段階で、

受付のおじさんが何を言ってるのか分からず、聞き取れた単語から推測して会話しました。

向こうは私の英語を理解できるようで、何とかなりました。


その後特急電車に乗るホームを尋ねたり、ホテルのチェックインをしたり。

40%程度も聴き取れずに会話をしていたのではないでしょうか。


すっかり自信を無くしてミーティングに臨んだところ、


英語が聴き取れる!!


アジア英語やアメリカ英語は聴き取れるのです。

オーストラリア英語とイギリス英語が私は苦手のようです。


海外のミーティングでは、食事が社交場。

席は自由で、なんとなく座った席の隣の人や同じテーブルの人が誰であれ、話をします。

いろんな国の人が集まった円卓で、聞いてみました。


「イギリスの英語が聴き取れない。みんなはどうやって英語を勉強したんですか?」


そうするとみんな私を見て「あー」と言って

日本人って英語できないよね。なんで?

と逆に聞いてきました。


文法習って英単語覚えて、と説明すると

「多分自分たちのほうが文法知らないと思う・・・」

と自信なさげな様子。


欧州の方々は、基本的にアニメを見る感覚で映画を観て勉強すると言っていました。

言葉もなんとなく似てるし、文法も近いし、英語で映画見てりゃ覚えるよ、と。


私は任天堂のDS「英語漬け」で

ひたすらセンテンスを聞いて書くを繰り返いして、ようやく聴き取る段階まで行けました。

後は興味のある論文が英語が多かったので頑張って読んでいるうちにある程度覚えました。

でも読めるし聴きとれるけど、話す・書くのが苦手です。


すると一人が立ち上がり、

「じゃあこのプロジェクトについて語ってくれよ!」と言いました。

興味のあることなら単語を並べるだけでも話せるから、とにかく話してみようよ!と。

メール送るから練習しろ!話せ!書け!とにかく使うことだ!と熱かったですね・・・


海外との交流が一般的になっている今、

英語でやりとりできる海外の友人を作るのも一つの手かもしれません。

(※個人情報漏洩にはくれぐれも気を付けてくださいね!)


とにかく一人で勉強するときは、声に出すことをお勧めします。

教科書一冊丸暗記できてもいいのですが、へこたれやすいので、

まずは一つの段落を、めっちゃネイティブな気分でノリノリで話すとよく覚えられますよ!


よく海外の観光客の人に声かけられがちなので、

水際対策が緩んできている今、また英語になじんでおかないとなぁと思うもりもりでした。


ではまた。

もりもり先生

数学で平均点までいかない、平均点以上がとれない。 そんな中学生を対象とした授業動画配信ページです。 テキスト販売やオンライン個別指導も準備中です。

0コメント

  • 1000 / 1000