アナと雪の女王

(ディズニー公式HPより)


こんにちは。もりもり先生です。

少し気温が下がったかと思いきや今度は大雨でまったく落ち着きませんね。

暑ければ暑いで外に出られないし、大雨は大雨で外に出られないし、運動不足です。


今週は少しでも涼しい気持ちになろうと、『アナと雪の女王』を観ていました。

通称アナ雪は2013年にディズニーによって製作された

”3Dコンピューターアニメーションミュージカルファンタジー” です。(調べた)

ディズニーのミュージカル音楽が好きなので、英語音声にして無限ループしています。


何となく昨日聞き流していて耳に残ったのが

ハート

とういワード。

エルサが魔法で人を傷つけてしまう、傷つけたくない、という時に使われる”hurt”なのですが

最後のほうで雪だるまのオラフ君が

「An act of true love will thaw a frozen heart.」(真実の愛は凍てついた心の氷を溶かすんだ) 

と言っていて、一瞬「ん? frozen hurt?」と思ってしまいました。

frozen(氷の魔法)で hurt(傷つける)のではなく

frozen(氷った) heart(心)を溶かすんですね。


エルサの「No! Don't touch me. I don't wanna hurt you」(ダメ!触らないで。傷つけたくないの)

アナの「She is my sister. She would never hurt me.」(姉さんは決して私を傷つけないわ)

とか、英語で聞いてると結構耳に残ります、hurt。

それで最後に「frozen heart」を持ってくるのは計算なのでしょうか。


もう一つ耳に残ったのが「Love」。

ディズニーといえば真実の愛ですよね。出会って恋に落ちて仲良く暮らしましたとさ、ですね。

アナ雪はそれを覆した気がします。

日本語音声だと少し分かりにくいのですが、

先ほどのオラフ君のセリフの前にはこんなやり取りがあります。


エルサ「You sacrificed yourself for me?」(直訳:私のために自分を犠牲にしたの?)

アナ「I love you.」(直訳:愛してるわ)

オラフ「An act of true love will thaw a frozen heart.」(真実の愛は凍てついた心の氷を溶かすんだ) 


ここの会話の翻訳がすごく難しいと思いました。

日本語音声で聞いていると

エルサ「私を助けるためになんてことをするの」

アナ「大切だからよ」

オラフ「真実の愛が凍り付いた心を溶かしたんだよ!」

と言っています。

私はこの日本語訳よりは英語の方がニュアンスが伝わってくる気がします。

私としては、大切レベルで氷を溶かすか―…?となってしまいます。


海外の人の「I love you.」ってすごく身近ですごく大切な言葉っぽいんですよね、色々見てると。

日本はあまり「愛してる」を言う文化がないので聞いてるこっちは恥ずかしいんですが

言われた人はとても嬉しそうにしているのを何度も見てきました。

「Love」使うと、びっくりするくらい喜ぶんですよね。

「性格いいね」って伝えたら「結婚してくれ」と返されるくらいのギャップを感じます。この思い伝われ…

だから、「大切」と「true love」は何とも似て非なるものなんじゃないかなーと感じます。


だから、ながーくだらだらと言いたいことを言わせると

エルサ「私なんかのために自分を犠牲にしたの?」

アナ「あなたを深く愛しているから、こんなこと犠牲だとは思わないわ」

オラフ「それこそが真実の愛!」

なのかなぁ、と。

まあ、要は恋愛だけが愛じゃないよねってことですね。


内容は頭に入ってこなくても、なんとなくずーっと聞き流していると

なんか毎度同じフレーズの所で見入っちゃうな、ということが起きます。

勉強するときに音楽を聴く人がいるかもしれませんが、

それを洋楽にしてみたり、洋画や洋ドラマなどに変えてみると耳が英語に慣れますよ。

涼しくなるはずが熱く語ってしまいました。


ではまた。

もりもり先生

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